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２０２３年に金赤復元３５周年を記念して「金赤色」で製作されました。

徳利の胴部には伝統的なカット文様である、菊文と魚子文をあしらっています。注ぎ口は12面に色を落として面取りすることで華やかな印象になりました。底は8面にカットを施し、少し高さを出すことで軽やかさを演出。
お揃いでつくられた酒杯は女性の手にも収まるサイズ感で、通常の猪口よりやや小さめとなっています。底には華やかな十二菊紋が施されています。
丸みのあるフォルムの中に、直線的なデザインを取り入れることで、洗練された印象となっています。

華衣と一緒に贅沢なひとときをお楽しみください。

※文献には記述として残っていますが、金赤の切子は発見されておらず、薩摩切子にとって金赤は「幻の色」と呼ばれることもあります。華やかで美しい金赤切子をお楽しみください。